往年の 名騎手たちの 競演で
現役時代の 姿重なる
先週4月22日に東京競馬場の新スタンドがOPENし、その催しのメイン企画として行なわれた「ジョッキーマスターズ」という特別レースを見るために天馬くんたち趣味仲間と行ってきました。
↓ の左の写真は横になってます(笑)。右2つは新スタンド内部です。

競走馬には一生に一回しか出られないレースとして「クラシック」(桜花賞・皐月賞・オークス・日本ダービー・菊花賞)という3歳馬限定のレースがありますが、その中でも牝馬の頂点を決める「オークス」と、3歳馬(牡牝両方出られる)の頂点を決める「日本ダービー(東京優駿)」のいずれかを勝利した騎手(引退された方のみ)だけが、今回のマスターズに参加することになり、当時ダービー(オークス)で騎乗していたときの勝負服(騎手が着るユニフォームのこと)を着て、最終レース後のエキシビジョンとして行なわれることになりました。
これは野球でいうところの、往年の名選手たちが揃う「マスターズリーグ」のようなもので、競馬界では初めての試みということで企画段階からかなり、ファン・関係者の間では盛り上がっていました。
新スタンドをコースとは逆側に出たところで、ファンサービスの一環として1993年の日本ダービーを優勝した「ウイニングチケット」と同年のジャパンカップを優勝した「レガシーワールド」の2頭がローズガーデンという新設された放牧場にいました。
現役で大レースを勝った馬がこういうところでファンの目の前に放たれる(もちろん柵はありますが)のはあまりないことで、パドック(下記で詳細)に向かっていた私たちは「うぉっ!?」と見つけて(笑)人垣の間から撮影しました♪(レガシーワールドは馬房の中でお休み中なので写ってる2枚は両方ともウイニングチケットです)

パドックという、これからレースに出ますよという馬たちがお客さんの前を周回するところで騎手たちを見たいと思い、最前列に近いところを確保しました。




ある程度写真を取り終えた私たちは、レースをゴール前で見るためにダッシュでスタンドを抜けて立見席(イスはないけど)のゴール前にポジションを取り、レースの時間を迎えました。
ファンファーレもGIレース(ダービーや有馬記念のような大レースのこと)と同じように、しかも生演奏で、最終レースも終わったあとなのに集まったファンの大歓声の中レースはスタートしました。
さすがに現役を離れてるので少しゆったりとしたスタートでしたが、そのうち体が思い出すのか、だんだんとペースも上がり、4コーナーを回って最後の直線を向くときにはスタンド、立見席のファンの大歓声で勝負魂に完全に火がついたようで、現役と同じようなムチの振るい方にJRA競馬学校の練習用の馬も懸命に走り、私たちの目の前を駆け抜けていきました。
ゴールするまではそれぞれの騎手のファンが名前を連呼していましたが、全馬無事にゴールすると感動と感謝の拍手の嵐でした。
私は帰りも興奮が抑えきれずに天馬くんたちとレース談義でしたが、第1回と銘打たれていたので、次回もまた、あの興奮を味わいたいですね(微笑)。
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