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2008年8月26日 (火)

涙雨

  約束を  果たせぬままの  お別れも

                     悔いと涙は  雨に流して

 突然の無期限のお休みということで、ご心配おかけして申し訳ありませんでした(一礼)。
 今日はお昼で帰宅しましたが、体調不良ではないので安心してください(微笑)。
 そして、今日からまたいつものこねこの戻ります♪

 先日の日曜日、朝から雨だったんですが、お昼前に電話にて訃報が入りました。
 といっても、身内の訃報ではなく・・・ある知人のおばあちゃんの訃報でした。

 最近知り合った方はご存じないと思いますが、以前に地元駅前のスーパーの出入り口で、杖を突いた1人の見知らぬおばあちゃんがつまずいて倒れたのを助けたことがありました。そのとき気づかないフリをしたのか分かりませんが、店員さんもお客さんも助けないことに憤った記事を書いたこともありました。

 その後、同じスーパーで偶然再会して、お年寄り大好きな私にとって嬉しい再会だったこともあり、そのときお互いの連絡先を教えて、さらにその後Tくんも連れておばあちゃんのお宅に行ってお昼ご飯を作って食べたこともありました。

 最近は体調も崩していて、一緒に住んでる家族の方からの連絡で入退院を繰り返してることも知り、記事にはしてませんでしたが何度かお見舞いに行ったこともありました。そのとき、元気になったらまた甘いものでも食べに行こうねって約束していました。

 しかし・・・・・・その約束も果たせぬまま、お別れとなってしまいました(涙)。

 そして日曜日、家族の方からの連絡に涙よりも驚きが先で、電話を切ったあともしばらく呆然としていました。

 ただ、どうしても渡したいものがあるのでお通夜にぜひ来ていただきたいとのことで、私は呆然としてもいられないと慌てて喪服を探そうとしましたが見つからず、急遽黒のスーツに黒ネクタイをそろえて、雨の中お通夜に向かいました。

 お仕事の関係で人に会う予定があると言っていたTくんにも知らせようとメールを送ったところすぐ電話がかかってきて、あのおばあちゃんが亡くなったことを再度伝えると、自分は行けないけど2人分祈ってきて・・・と言ってくれました。

 私はお焼香をあげるところで家族の方と目が合い、お互い涙目のまま控え室のほうへ・・・。

 まだおばあちゃんと知り合ったころ、家族の方とおばあちゃんの仲があまり良くなく、私のこともどこの誰か知らないこともあって良く思ってませんでしたが、おばあちゃんから私に助けられたのを聞いたこと、お見舞いに何度か足を運んだことで普通に接することもできるようになり、今回の連絡に至りました。

 そしてお通夜も終わり、家族や親戚、近所の方が控え室に集まったところで私は紹介されました。と同時に、渡したいものと言っていた手紙を読んでくれました。

 どういう経緯で知り合ったか。
 その後、本当の孫のように接してくれたこと。
 家族と同じくらい家族と思ってくれてたこと。

 家族の方も涙混じりに読んでくれましたが、聞いてる私は涙が止まりませんでした。
 親戚の方たちも、涙、涙、涙・・・・・・。

 短い手紙でしたが、最期に「○○ちゃん(私の名前)約束果たせそうにないです。ごめんなさい。でも、今までで一番嬉しい出会いでした。本当にありがとう」という締め方で、私は泣き崩れてしまいました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 遺書と同じように私宛の手紙も持っていたみたいで、本当に孫のように思ってくれてたんだなぁと改めて実感しました。

 そして、直接の家族ではないので「財産になるようなものは遺せないけど、こんな時計で良かったら受け取ってください」という手紙のとおり、生前大事にしていた懐中時計を形見としていただきました。おばあちゃん本人は安物だから、と言ってましたが私にとっては形見以上に、心に遺産として刻み込まれています。だって、おばあちゃんとの「時」を一緒に過ごしたものですから(涙微笑)。

 その後、お食事でも・・・ということでしたが、私は喉を通りそうになかったので遠慮させていただいて(手紙や時計の)お礼をしてから帰ることにしました。

 帰り道、そして帰宅後もしばらく涙が止まりませんでしたが、母に「ここまで想ってくれたことに感謝して、今日は1日泣いてもいいからスッキリしなさいね。それがおばあちゃんの喜ぶことだから」と優しく言ってもらいました。でも、立ち直るのに今日まで時間がかかってしまいました・・・。

 そして私は母の胸の中で大号泣したあと、少し落ち着いてから自分の部屋の机に手紙と時計を置いて、深々と頭を下げました。

 最期のお見舞いが、また来るからね・・・で終わっていたので、改めてお礼を言わせていただきます。

 私にはこの先、まだまだ素敵な出会いがあると思いますが、後年、人生を振り返ったとき大切な出会いの中に貴女は入っています。家族でもない私にここまでしていただいて、本当に・・・本当に・・・ありがとうございました。安らかにお眠りください。ご冥福をお祈り申し上げます(合掌)。

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日記」カテゴリの記事

コメント

無期限のお休み宣言の理由はこれだったんですね。
あのおばあさんとの交流がその後も続き、
こんな形で終わってしまったとは・・・。

甘いもの、墓前にお供えして一緒にどうでしょう?

あのおばあちゃんと
・・・本当にいい出会いだったとこの記事を読んでまた改めて思いました。

辛いですよね。。
身内でも無くても・・
知り合いや・・まして、ひょんな出会いで親しくなった方・・・
悲しいですよ><
でもきっとおばぁちゃん天国でこねこさんとT君の事を見守っていてくれると思います^^

 その懐中時計…本当に、こめられた思いは、他には替えられないほどのものだと思います…。
 こういう、まさに奇跡的な出会いというものも、あるのですね。
 そのおばあさんにとって、こねこさんは、まさに孫のような存在だったと思いますよ。

 訃報を聞いて、辛かった気持ち、本当によく分かります。
 私からも、ご冥福をお祈りさせてください。

人との出会いって本当に不思議で
ときにいろんな感情をもたらしますよね。

うまいこと言えないんですけど・・・
本当にいい出会いをされたんだなぁ、って
読んでて自然に感じました。

こねこさんは本当にいろんな人に親切なんですね。

お知り合いの方が亡くなって悲しいですね・・・
手紙や遺品、うれしいですね・・・
こねこさんの事を身内のように思ってくれたのですね。
こねこさんのショックは無理ないです・・・

そのいただいた時計 大事にしないとね。

亡くなられたおばぁチャンの心がこもっているから きっとネコちゃんを守ってくれると信じます。
お守りになるはず 私にはそう思えるんですよ。

縁あって ネコちゃんが持つことになった時計 不思議ですね。

【こねこのお返事♪】
 皆さまコメントしていただきありがとうございます☆

【しまさんへ】
 ご心配おかけしました(一礼)。
 墓前に・・・そうしようと思ってます。
 甘い物好きだったので、9月のどこかの週末でお彼岸の代わりとしておはぎでも・・・(微笑)。

 記憶力が優れてるしまさんなら覚えてますよね?あのおばあちゃんでした・・・。

 でも、今は心の中にいるので大丈夫です(微笑)。


【yumi-mamaさんへ】
 yumi-mamaさんはおそらくご存知ではないと思いますが、とても優しくて暖かいおばあちゃんでした・・・。

 実のおばあちゃんが認知症で会話もままならないだけに、このおばあちゃんと話してるときは至福のときでした(涙微笑)。

 今度お墓参りするときはTくんも一緒に連れて行こうと思います。2~3回くらいしか会ってませんが、彼のこともお見舞いのときよく話してましたから(微笑)。


【markさんへ】
 値段はつけられませんが、私にとってこれほど価値のある物はないですよ(微笑)。
 
 お兄ちゃんもこのときのことは知らないですよね。
 けど、今振り返るとごく自然に出会うべくして出会ったような気もしますし、仲良くなるのも時間はかかりませんでした(微笑)。


【たましいさんへ】
 たましいさんも先日不思議な出会いがありましたが、この出会いも不思議なようで必然だったのかもしれないと、今では思ってます。

 その時の記事は今残ってないんですが、ホントに出会いって不思議なようでとても大切なんだなぁと感じました(微笑)。


【スマッシュさんへ】
 形見も嬉しかったんですが・・・やはり手紙ですね。今日も読んで、また泣いてしまいました(涙微笑)。

 初めはおばあちゃんへの連絡もままならなかったんですが、だんだんと家族の方とも打ち解けてくるようになって、もっともっとおばあちゃんと接していたかったという気持ちが強いです・・・。

 でも、こうして遺してくれたものもありますし、私もまたいつものように明るく元気な女の子に戻ります(微笑)。


【あい母さんへ】
 はい、大事にします。
 こんな「想い」がこもったものは他にないですからね(微笑)。

 私のお守りですか・・・そうですね(ニコッ☆)。
 この出会いは不思議なようで必然のようで・・・それでいて、私の人生ではとても重要な出会いだったような気がします(涙微笑)。

すごい心配でした。
内容読んで、泣いて、すっごく良い出会いしましたね。
おばあちゃんまた1つ幸せと出会えて、すっごく良かったと思う。
僕からも、ご冥福お祈りします。

おはようございます!
復帰できたんですね、
そうすることが
おばあちゃんの望みでもあると
思いますよ。

【こねこのお返事♪】
 コメントしていただきありがとうございます☆

【イッセイくんへ】
 ありがとう(微笑)。
 おばあちゃんが今までで・・・と手紙に遺してくれたことも私にとっては幸せなことだったね。

 祈ってくれてありがとう。
 きっと「想い」は届いてるから(微笑)。


【独り言のおじさまへ】
 おかげさまで(微笑)。
 
 はい、そうですね。
 おばあちゃんの望み・・・これからの私の幸せもその1つだと思ってます(微笑)。

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