駆け込んで ヒールで転び 倒れこみ
乗れないならば いいことなしに
以前にも、駆け込み乗車の危険性はここでも書いたと思います。
単純に駆け込むことでのケガだけではなく、こちらの交通事情はとても過密なので、決められた時間で発車しないことで、後続への影響もあるからなんです。よく「乗せてあげればいいのに・・・」と思う人もいるでしょうけど、そうできるならしてあげたいところも、できない事情があります。
また、発車が遅れたら駅間でスピードを出して取り戻せばいいのでは?と思う方もいらっしゃるでしょうけど、最近では決められた速度を超えると自動でそれ以上出せないようになってるみたいなので、駅間で遅れを取り戻すのは難しいと思われます。
ということは、やはり駅での停車時間で調整するしかなく、次の駅にいる本来の時間が短くなって、その駅で乗れたかもしれない人が乗れなかったりもします。まぁ、過密という点で言えば次のを待てばいいということにもなりますけどね・・・。
なので、1人の個人的事情から、多大な影響を及ぼす駆け込み乗車は避けてほしいと思ってます。
しかし今回は・・・その危険性の両方が起きてしまいました。
お仕事の移動である駅に着いて、私は最後尾の車内にいましたがまだ降りる駅ではなかったのでそのまま乗っていました。
と、もともと私が乗っていたのも遅れていたのか、着いてそれほど経っていないのに発車の準備を始めていました。
その駅はホームの端に階段があって改札とつながっているみたいで、そろそろ発車しようかというときに1人のヒールを履いた女性が駆け下りてきました。
こういうタイプの駅では駆け込みも多いためか、車掌さんもドアを閉めつつ、腕を伸ばして駆け込み乗車ができないように促しているんですが、まだ乗れると思ったんでしょうねこの女性は。
確かにタイミングは微妙でしたが、なんといってもヒールを履いてることで本人が思ってるよりスピードは出ていないようで、そのうちバランスを崩し・・・・・・ズデーン!!
ほら、言わんこっちゃない・・・と思いながらも、大丈夫だろうかと思う間もなくドアは閉まりました。
ちなみに、私が乗っていたのは急行で、先に着いていた各駅停車の車掌さんが近くにいたので、助けているのは発車しながらでも見えました(笑)。
泣きっ面になんとやらと言いますが、電車にも乗れず、転んでケガをして・・・。
このように女性に限らず、男性でもなまじ運動神経があるからと過信して駆け込んでくる人もいますが、2つの事情で駆け込み乗車は危険と迷惑になることをよく知ってもらいたいものです。
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