見えない
白い杖 見えない人が 盲目か
席が空いても 誰も譲らず
皆さんは、視覚障害者の方が持つ白い杖はご存知ですよね。
全盲か、重度の視覚的障害のある方が持つと思われますが、街や公共施設のあらゆるところに黄色いラインも引かれていて、最低限の配慮はされていると思います。それがなかったら外出するのもままならないですから・・・。
しかし、私たち健常な人にとっては目が見えることも、当たり前のように過ごしていませんか?黄色いラインの上で立ち止まって話し込んだりしてませんか?(これは過去、実際に私が見た光景です)
で、それは交通機関にも言えると思います。
例えば電車のホームにも黄色いラインはありますが、スペースが限られてるところでライン上に立たれたら、視覚障害の方はどちらかに避けるしかありませんよね。ほとんどはそのライン上から移動してくれる(一般的モラルのある方なら)ことで、再びラインに沿って歩くこともできますが。
しかしあの白い杖も、歩いてるときはカンカンと小さく前方を左右に振っているので気づく人も多いと思いますが、視覚障害者の方が止まってるときは少し難しいかもしれません。ただ、それでも気づくくらい目立ちますけど。
そして今回は・・・また電車に乗って移動しているときのことでした。
いつものように人間観察を・・・と思ったとき、例の白い杖を持った女性が1人いました。
私はすぐに気づきましたが、とても違和感を覚えました。
揺れる電車の中、棒につかまってるとはいえ、空いてる席はいくつもありました。
しかし、つかまってる棒の近くに座ってる人も、同じ列に座ってる人も、誰も気づかないのか見向きもせず、目が見える方でも揺れれば危険なときがあるのに、見えなければその危険は計り知れないものになるでしょう。
そうなれば譲ってあげるのが筋ですし、まして今回は空いてる席がいくつもあって、杖が見えない状態でもなかったんです。揺れるたびに杖がチラチラ見えてましたから。
私は我慢できず、お互い車両の端同士でしたが(それでも私は白い杖に気づいてます!)その女性のところへ行き、近くの空いてる席へ案内しました。降りるときに不安だといけないので、ドア近くの端の席が空いていたので、そこへ座っていただきました。余裕を持って降りられるように(微笑)。
それにしても、あれだけ離れてても気づく人もいれば、すぐ近くに座ってる人が気づかず、全く関心も示さないのはどういうことなんでしょう。空いてる席はあっても、乗客が少なかったわけじゃありません。私のように立ってる人もそこそこいましたし。
物理的に目が見えるからそれでいいということではなく、こういうことに気づかない人(正しくは気づいても何もしない人)こそ「盲目」なのではないでしょうか・・・。





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