« 変更可能 | トップページ | ようこそ! »

2019年2月25日 (月)

声が聴こえる

  片隅に  見える幻影  そのあとの

         聴こえる声に  こねこの涙

 今日はお仕事でちょっとした外出があり、神保町に向かっていました。

 仕事場のある表参道からは、東京メトロ半蔵門線1本で行けるので、数駅しか乗らないこともあり、ドアのそばで立っていました。

 と、神保町の1つ前に「九段下(くだんした)」という駅があるんですが、その駅に着こうとするとき、車内を何気なく見ていたこねこの視線の先に、約10年前に亡くなった祖母にそっくりなおばあちゃんを見つけました。

 もちろん似てる人というだけなので、ハッとしたものの、世の中には似てる人もいるよね・・・くらいに思っていました。

 しかし、九段下駅に停車したとき、そのおばあちゃんが降りようとしてると、なぜか祖母の声が頭の中に聞こえてきました。

 耳で聞こえたのではなく、頭で聞こえたというのはマルコのことでもあるんですが、これは私だけなのでしょうか。

 ただ、何を言ってるのかは分かりませんでしたが、過去に祖母と話をしたときの記憶がふとよみがえり、その様子が頭を巡ったのかもしれません。

 ちなみに、九段下駅を過ぎるとすぐに神保町に着くんですが、そのわずかな間に別の意味でハッとしました。

 九段下にはあの靖国神社があり、その最寄り駅の1つでもあります。

 そして、私がまだ幼いころ、祖母とお出かけするとき、そのついでにということで、ときどき靖国神社へ立ち寄っていたことがありました。

 そのころはまだ、なぜここへ来るんだろうと思ってましたが、もう少し大きくなってから両親に聞かされたのは、私の本当の祖父(父方)が戦死し、祖母はその後再婚したことで、祖父のお墓詣りをすることができないために、靖国神社へ行くことでその代わりとしてたようです。

 大きな鳥居があり、ほとんどの人が手を合わせているところで祖母も同じようにしていましたが、いつもの優しく柔和な表情は消え、じっと神社のほうに視線を送っていたあの顔は、未だに覚えています。

 お仕事で向かう途中にもかかわらず、短い時間でいろんなことを思い出してしまい、目頭が熱くなりました。

 似た人、そしてゆかりのある駅でいろんなことを思い出すんですから、マルコと同じように祖母も私の心の中にいるんでしょうね・・・。

« 変更可能 | トップページ | ようこそ! »

家族」カテゴリの記事

コメント

祖母も私の心の中にいるんでしょうね…
まったくその通りだと思います。
こねこさんを見守ってくれていますよ(^-^)

【こねこのお返事♪】
 コメントしていただきありがとうございます☆

【スマッシュさんへ】
 ありがとうございます。
 
 晩年は、残念な姿しか見れませんでしたが、こうしてふとしたときに元気だったころの姿を思い出すんですから、しっかりと心の中にいるってことですね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 変更可能 | トップページ | ようこそ! »