花散らし
南風 強く吹くなら 儚くも
その散り際は どこか麗し
今日は朝からどんよりとしていて、いつ雨が降ってもおかしくない状態でした。
実際、お昼ごろには短時間ですけど降りましたし。
その後、買い出しのために外出すると、おそらく昨日がピークと思われる満開の桜も、南風によってだいぶ散っていました。
まだまだ咲いてるのもあるんですが、地面を見れば一目瞭然です。
淡いピンクの花びらが道路一面を覆っていて、それはそれで美しいんですけど、昨日までの満開が一瞬でこんなになってしまうのかと思うと儚いですよね。
でも、それが桜の美しさの1つでもあり、散り際の美学とも言いましょうか。
よく日本人はいろいろなものを人生に重ね合わせることがありますが、桜も同じですね。
長い人生で輝けるのは一瞬でも、散り際(最期)は美しくありたいと思いますから。
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