譲られて 座るもすぐに 譲るかな
ワケを聞いたら 感銘受ける
コロナ禍だからか、時間帯でたまたまだったのか、今日の帰りは比較的乗客も少ない中で、帰宅へ向けて電車内にいました。
すると、一駅目の渋谷にて一組の親子が乗ってきました。
子供(男の子)はまだ3歳くらいといったところでしょうか。
すでに座ってる人で埋まっていたシートですけど、一人の若い男性が席を立って、その男の子に譲ってあげました。
母親に促される形でしたけど、きちんとお礼も言ってて可愛いなぁと思って見てました。
と、そんな感動も冷めやらぬ中、二駅先の三軒茶屋で乗ってきたおばあちゃんに、今度はその男の子が席を譲ってるではないですか。
今度は母親に促されるわけでもなく、自然と席を立って「おばあちゃん、どうぞ」と案内してました。
それだけでも偉いなぁと思いますが、母親の元へ戻ったその子は「さっきのお兄ちゃんの真似をしてみたよ」と言いました。
これってすごくないですか?
大人からすれば特別なことじゃないかもしれませんが、私は目の前で子供の大きな成長の一歩を見た気持ちでした。
子供は良くも悪くも大人のすることを真似します。
それだけ大人が思ってる以上に、子供は大人のすることをよ~く観察してるってことですよね。
まだ自我が芽生える前の子供とはいえ、きっと譲られて嬉しいと気持ちのどこかにあって、それを自分もやってみようと思ったことって、その子にとっての大きな成長だと思うんです。本人は気づいてないでしょうけど。
そのまま純真無垢なまま大人になるとは思いませんが、それでも幼き思い出の一つとしていつまでも心に刻まれてるといいな・・・と思いました(*´∇`*)
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